<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?><rss version="2.0"
	xmlns:content="http://purl.org/rss/1.0/modules/content/"
	xmlns:wfw="http://wellformedweb.org/CommentAPI/"
	xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"
	xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom"
	xmlns:sy="http://purl.org/rss/1.0/modules/syndication/"
	xmlns:slash="http://purl.org/rss/1.0/modules/slash/"
	>

<channel>
	<title>BLOG | 汐入メンタルクリニック カウンセリングルーム</title>
	<atom:link href="https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp/category/blog/feed" rel="self" type="application/rss+xml" />
	<link>https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp</link>
	<description>こころの声をともに聴く場所</description>
	<lastBuildDate>Sat, 19 Jul 2025 01:57:30 +0000</lastBuildDate>
	<language>ja</language>
	<sy:updatePeriod>
	hourly	</sy:updatePeriod>
	<sy:updateFrequency>
	1	</sy:updateFrequency>
	

<image>
	<url>https://i0.wp.com/shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp/wp-content/uploads/2020/06/%E3%82%AB%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%80%80%E3%83%AD%E3%82%B4-1.jpg?fit=32%2C32&#038;ssl=1</url>
	<title>BLOG | 汐入メンタルクリニック カウンセリングルーム</title>
	<link>https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp</link>
	<width>32</width>
	<height>32</height>
</image> 
<site xmlns="com-wordpress:feed-additions:1">179297635</site>	<item>
		<title>Blog: 「健全なバウンダリーを引くには？」</title>
		<link>https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp/blog/boundary3?utm_source=rss&#038;utm_medium=rss&#038;utm_campaign=boundary3</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[汐入Co-room STAFF]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 19 Jul 2025 01:37:30 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[BLOG]]></category>
		<category><![CDATA[バウンダリー]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp/?p=2061</guid>

					<description><![CDATA[<p>—　バウンダリー（心の境界線）を意識しよ &#8230;</p>
The post <a href="https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp/blog/boundary3">Blog: 「健全なバウンダリーを引くには？」</a> first appeared on <a href="https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp">汐入メンタルクリニック   カウンセリングルーム</a>.]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><strong>—　バウンダリー（心の境界線）を意識しよう　第3回（最終回）</strong></p>



<div style="height:45px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p>シリーズの最終回です。バウンダリーとは「心の境界線」のことで、自分と他者とを分ける心理的な境界線や、自分がどこまで相手を受け入れられるか、どこからが許せないかといった範囲のことをいい、このバウンダリーが機能していないと、人間関係に様々な問題が起こります。</p>



<p class="has-text-color has-link-color wp-elements-58a479083c7765b303757f84f952cf78" style="color:#79b530">　<a href="https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp/blog/boundary2" title=""><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/27a1.png" alt="➡" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />　第2回「健全なバウンダリーを形成できない原因は？」はこちら</a></p>



<p class="has-text-color has-link-color wp-elements-fc1d17c3fc2ab6569c1de957a8e5fed2" style="color:#79b530">　<a href="https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp/blog/boundary1" title=""><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/27a1.png" alt="➡" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />　第1回「Noと言えないのはどうして？」はこちら</a></p>



<div style="height:30px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p>今回はそのバウンダリーをうまく引くコツについて、お伝えできればと思います。</p>



<p>そのコツは大きく3つに分けられます。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>　自分のバウンダリーをはっきりさせる、バウンダリーの範囲を理解する　</li>



<li>　自分のバウンダリーを維持する</li>



<li>　バウンダリーの存在を相手に知らせる</li>
</ul>



<div style="height:30px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p><strong>①　自分のバウンダリーをはっきりさせる、バウンダリーの範囲を理解する</strong></p>



<p>最初の「自分のバウンダリーをはっきりさせる、バウンダリーの範囲を理解する」ですが、これは簡単に言うと「自分の、自分による、自分のためのルールを作る」ことです。例えば友達にはお金を貸さない、何を置いても自分の体調を優先する、人と約束するのは月に1回まで、誰それからかかってきた電話には出ない…などのようにです。このルール設定のコツは、社会通念や他者視点で考えずに、ひたすらに自分が許せる範囲、限界を決めることです。つまり自分だけのための「自分ルール」です。その設定の為には自分の感じる快・不快を十分に、そして細やかに知っておく必要があります。</p>



<div style="height:30px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p><strong>②　自分のバウンダリーを維持する</strong></p>



<p>2つ目の「バウンダリーを維持する」については、①で設定した自分ルールを常にチェックしながら過ごすことが大事です。その際はこの自分ルールを基にして過ごしながら、純粋に楽しいか？気持ちが良いか？自分以外の人に気を取られていないか？そこに時間やお金を割く必要があるか？などの視点を持って自らを観察し、問いかけてみましょう。そして決めた自分ルールは適宜修正をしながらも、出来る限り守っていくことが必要です。</p>



<div style="height:30px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p><strong>③　バウンダリーの存在を相手に知らせる</strong></p>



<p>そして最後の「バウンダリーの存在を相手に知らせる」についてですが、これは「私はこういうことが好きでここまでが対応可能で、こういうことができない、したくない人なのですよ」と、他者に表明していく行為です。Ｎｏと言えない人にとっては、とてもハードルの高いことかもしれません。例えば「時々体調が悪い日がありますから、急にキャンセルすることがあるかもしれません。それでよろしければ会う予定を立てましょう」などのようにです。これは「自分の体調を優先する」という自分ルールから外れていませんし、相手にそれを伝えるまでがこちらの責任で、その後会う予定を入れるかは相手の判断と責任になります。自分ルールや限界を伝えるには態度ではなく言葉の方がズレがなく良いのですが、言語化が苦手な人は、「アサーション」という考え方を学ぶと参考になると思います。</p>



<div style="height:40px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p><strong>「自分ルール」＝「バウンダリー」</strong></p>



<p>ここまで「自分ルール」という言葉で説明してきましたが、これを全て「バウンダリー」と言い換えてみましょう。バウンダリーは目に見えない抽象的な概念のように聞こえ、「バウンダリーを引く」というと大変な作業のように感じますが、このように細かく自分ルールとして設定していくと具体的でわかりやすくなりませんか。</p>



<p>つまりバウンダリーを引くというのは、自分ルールを明確にし、相手にもお願いして協力してもらい、円滑で心地の良い人間関係を築くための行為といえます。</p>



<div style="height:30px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p><strong>大切なのは「自分軸」</strong></p>



<p>Noと言えない人は、バウンダリーが曖昧であることから自分ルールも他者視点で作ってしまい、行動規範を「他者に迷惑をかけないこと」、「相手の嫌がることをしないこと」などとしている可能性があります。その「他者」や「相手」は無数にいるため、そのルールは現実的に非常に適用しづらいものとなります。常にその時々の相手の快・不快に合わせた行動を取ることになり、緊張が抜けず、やがて疲れてしまうでしょう。</p>



<p>大切なのは自分軸です。自分の快・不快を定点としてみませんか。</p>



<div style="height:30px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p>「バウンダリーを健全に引く」には、まず自分の快・不快を十分に細やかに理解し、自分はどういった人や環境が楽なんだろう…といったことを考えることから始めてみましょう。その考えを広げた先に、自分にとって心地よい相手との距離感、バウンダリーがゆっくりと確立されてきて、今までのように人間関係に悩まされ過ぎない日がやってくるかもしれません。</p>



<div style="height:30px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p>他者との間に健全なバウンダリーを引くことは、自分を守り、自分を大切にするためにとても大切な行為です。なかなかうまくいかない、難しいと思う方は、ぜひ一度ご相談にいらしてください。一緒に考えましょう。（Ｋ）</p>



<div style="height:87px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p></p>The post <a href="https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp/blog/boundary3">Blog: 「健全なバウンダリーを引くには？」</a> first appeared on <a href="https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp">汐入メンタルクリニック   カウンセリングルーム</a>.]]></content:encoded>
					
		
		
		<post-id xmlns="com-wordpress:feed-additions:1">2061</post-id>	</item>
		<item>
		<title>Blog: 「健全なバウンダリーが形成できない原因は？」</title>
		<link>https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp/blog/boundary2?utm_source=rss&#038;utm_medium=rss&#038;utm_campaign=boundary2</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[汐入Co-room STAFF]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 19 Jul 2025 00:24:32 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[BLOG]]></category>
		<category><![CDATA[バウンダリー]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp/?p=2054</guid>

					<description><![CDATA[<p>—　バウンダリー（心の境界線）を意識しよ &#8230;</p>
The post <a href="https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp/blog/boundary2">Blog: 「健全なバウンダリーが形成できない原因は？」</a> first appeared on <a href="https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp">汐入メンタルクリニック   カウンセリングルーム</a>.]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><strong>—　バウンダリー（心の境界線）を意識しよう　第2回</strong></p>



<div style="height:20px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p>前回に引き続き、シリーズの第2回です。バウンダリーとは「心の境界線」のことで、自分と他者とを分ける心理的な境界線や、自分がどこまで相手を受け入れられるか、どこからが許せないかといった範囲のことをいい、前回の第1回では「No」と言いづらいのはこのバウンダリーがうまく機能していないことが原因の1つであるというお話をさせていただきました。</p>



<p class="has-text-color has-link-color wp-elements-55359e863ef62df485f90a734c9e9d77" style="color:#79b530">　<a href="https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp/blog/boundary1" title=""><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/27a1.png" alt="➡" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />　第1回「Noと言えないのはどうして？」はこちら</a></p>



<p>今回は、成長とともにバウンダリーがどのように形成され、どのように機能不全となってしまうのかといったことについてお話ししようと思います。</p>



<div style="height:39px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p><strong>養育者との分離とバウンダリー形成</strong></p>



<p>人は新生児から乳児期に、養育者との間に完全な一体感を感じます。産まれてすぐはバウンダリーゼロの状態で、どこまでが自分の身体か相手の身体か、全く区別がついていません。望めば温かいミルクが自動的に流れ込んでくる、オムツの不快は自動で取り除かれるという感覚です。この時期に十分な一体感や愛着を育むことにより、やがて来る分離に向けて心の栄養を貯えることができます。</p>



<p>そしてはいはいを経て歩くことができるようになると、養育者から徐々に離れて周囲の世界の探索を始めます。このような過程では例えば「よく見ないで歩くと頭をテーブルにぶつける」といったことを覚え、その行動の責任を自分で少しずつ引き受けるようになるという、バウンダリーの芽生えを迎えます。このバウンダリーは成長とともに自分の内面に取り込まれ、例えばこのお菓子が欲しいと泣いても必ずしも買ってもらえるとは限らないということから、「欲するものは全て手に入れることができない」という自己の限界を知り、同時に「自分の考えや感情は養育者のものと同じではない」ことも知るようになるのです。</p>



<p>そして4～5歳くらいになると保育園や幼稚園などの社会場面に身を置くことも増え、2人以上の他者とも関係が作れるようになって少しずつ自分の世界を広げていきます。学童期になると学校に遅れないように行く、宿題をやるといった多くのことも自分の管理下に置き、同時に自分で選択した行動の結果と責任を引き受けて行くようになっていきます。</p>



<p>このようにバウンダリーは養育者との分離の過程で成長とともに形成されるようになり、自分と他者とは違う人間である、自分と他者とは違う感情や考えを持つものなのだ、自分の行動の責任は自分にあるのだということを体験的に学んでいくのです。</p>



<div style="height:34px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p><strong>バウンダリー形成を妨げる「バウンダリーオーバー」</strong></p>



<p>それでは他者とのバウンダリーがうまく形成されずあいまいになり、機能しなくなるということには、どのような原因が考えられるのでしょうか。</p>



<p>1つは前回にもお話しした、他者からの「バウンダリーオーバー」を受けてしまったことによるものです。つまりその人が自分自身について責任を負うことを、他者によって妨げられた経験や、養育者からの虐待、さまざまな剥奪行為、過度なコントロール、罪悪感を抱かせるような巧妙な操作などの被害を受けていたことが考えられます。例えばお互いに分離できずに過保護、過干渉の親に育てられた子どもは、自分の行動を自分で選択しているのか、親が選択しているのかが不明瞭となりますし、その行動の結果の責任の所在もあいまいになります。自分で負うべき責任を他者のせいにしたり、過度に自責的になったりすることに表れることもあります。自分という輪郭線がぼやけ、自分軸が揺らいでしまうという問題が起こるのです。</p>



<div style="height:30px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p><strong>「バウンダリーオーバー」がもたらす非現実的な考え方</strong></p>



<p>2つ目はそのバウンダリーオーバーの被害の結果、自分や他者に対して現実からズレのある、非現実なものの捉え方や歪んだ考え方がもたらされてしまい、それを修正できないことによって起こります。例えば以下のような考え方です。</p>



<p>「私がNoと言うと相手は嫌な気持ちになるだろう」</p>



<p>「もし私が相手のことを喜ばせることができなければ、人は私から去っていく」</p>



<p>「私の必要は重要なことではない」</p>



<p>これらの考え方は、自分よりも相手を優先し、相手の期待に過度に応えようとしてしまう問題となって表れます。家事や仕事などを頑張り過ぎて、燃え尽きてしまう一因にもなりそうです。</p>



<div style="height:30px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p>「他者は私の事柄に対して責任を負っている」</p>



<p>「私が望むとおりのことをしない（動かない）人は自己中心的だ」</p>



<p>「私に対してNoという人は、私のことを愛していない」</p>



<p>「私は自分の欲するものをみな手に入れなければならない」</p>



<p>一方でこれらは自己中心的で他罰的な考え方であり、やがて孤立をもたらしてしまいます。イライラや怒りにつながり、モラハラの原因にもなりかねません。</p>



<div style="height:30px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p>このようにバウンダリーは他者からのバウンダリーオーバーの歴史によって形成を妨げられ、かつそのために捉え方や思考が歪むことにより、対人関係上の問題が起こるのです。</p>



<div style="height:40px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p>次回第3回（最終回）は「健全なバウンダリーを引くには？」と題して、様々な対処法や工夫についてお伝えいたします。（K）</p>



<div style="height:40px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="has-text-color has-link-color wp-elements-cc1388e39b187020be3f896e783e1e9f" style="color:#79b530"><a href="https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp/blog/boundary3" title=""><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/27a1.png" alt="➡" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />　第3回「健全なバウンダリーを引くには？」はこちら</a></p>



<div style="height:100px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p></p>The post <a href="https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp/blog/boundary2">Blog: 「健全なバウンダリーが形成できない原因は？」</a> first appeared on <a href="https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp">汐入メンタルクリニック   カウンセリングルーム</a>.]]></content:encoded>
					
		
		
		<post-id xmlns="com-wordpress:feed-additions:1">2054</post-id>	</item>
		<item>
		<title>Blog: 「Noと言えないのはどうして？」</title>
		<link>https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp/blog/boundary1?utm_source=rss&#038;utm_medium=rss&#038;utm_campaign=boundary1</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[汐入Co-room STAFF]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 15 Jul 2025 05:59:20 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[BLOG]]></category>
		<category><![CDATA[バウンダリー]]></category>
		<category><![CDATA[境界線]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp/?p=2042</guid>

					<description><![CDATA[<p>—　バウンダリー（心の境界線）を意識しよ &#8230;</p>
The post <a href="https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp/blog/boundary1">Blog: 「Noと言えないのはどうして？」</a> first appeared on <a href="https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp">汐入メンタルクリニック   カウンセリングルーム</a>.]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p class="has-medium-font-size"><strong>—　バウンダリー（心の境界線）を意識しよう　第1回</strong></p>



<p>久し振りのコラムの更新です。</p>



<p>皆さん「バウンダリー」という言葉を知っていますか？「Noと言えない」、「断われない」、「相手の機嫌に過敏」…このような困りごとがある人達は、少なからずバウンダリーに関する問題を抱えていることがあるようです。バウンダリーについて学び意識することは、健全な人間関係を維持し、自己尊重を保つための重要な要素となります。</p>



<p>今回はこのバウンダリーについて、対人関係を円滑にするためのヒントとなるよう全3回に渡りシリーズでお話ししたいと思います。</p>



<div style="height:30px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p>心理学用語でいうバウンダリーとは「心の境界線」のことで、自分と他者とを分ける心理的な境界線や、自分がどこまで相手を受け入れられるか、どこからが許せないかといった範囲のことをいいます。対人関係の困難の多くが、このバウンダリーがあいまいになり、うまく機能しない時に起こります。もちろんバウンダリーが厳格過ぎる（壁を作りすぎる）ことで起こる防衛的な態度やかたくなさも対人関係上の問題を引き起こしますが、これはまた別の機会があればお話ししたいと思います。</p>



<p>バウンダリーがあいまいで不健全な時に生じる問題は、以下の通りです。</p>



<div style="height:52px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p><strong>1</strong><strong>）　他者の感情や問題を引き受ける</strong></p>



<p>自分と他者の問題を区別できず、他者の感情や問題を自分のものとして受け止めてしまうことによって問題が起こります。例えば夫が不機嫌だと「自分が何かしたのではないか」と不安になったり先回りしてご機嫌を取ったりする妻、忘れ物が多い子どもに対し宿題をやったか何度も確認したり、代わりに荷物を揃えてしまったりする世話焼きな親がよい例です。</p>



<p><strong>2</strong><strong>）　自己犠牲</strong></p>



<p>他者のために自分のニーズや感情を無視し、自己犠牲的にふるまうことで問題が起こります。例えば献身的に介護をしてしまう、恋人に尽くしすぎてしまう、会社の構造上の問題で業務過多になっているのに、個人がサービス残業や休日出勤をすることで何とかしようとしてしまう…といったことがよい例です。</p>



<p><strong>3</strong><strong>）　他者の意見に左右される、自己主張が苦手</strong></p>



<p>自分の意見や感情がはっきりしないため、他者の意見に左右されがちになります。例えば本当はお寿司が食べたいのに、相手に「中華が食べたい！」と言われると、そっちの方がいいのかな、と言いなりになってしまうような場合です。このくらいのことならまだ良いかもしれませんが、“振り回す、振り回される”のようなトラブルは、双方にバウンダリーの問題があると考えられます。</p>



<p><strong>4</strong><strong>）　プライバシーの欠如</strong></p>



<p>自分のプライバシーを守れず、他者に過剰に情報を提供してしまうことがあります。逆に関係が浅いのに、根掘り葉掘り相手のことを聞きだそうとすることもバウンダリーの問題が表れているでしょう。</p>



<p><strong>5</strong><strong>）　侵入や過干渉を許す</strong></p>



<p>他者が自分のプライベートな空間や問題に侵入しても、それを制限できません。</p>



<div style="height:48px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p>これらは自分と他者との間に、明確なバウンダリーが引けていないことによって起こる問題で、最近よく聞かれるようになったHSP（Highly Sensitive Person）という概念も、もしかしたら一部バウンダリーの問題として説明できるかもしれません。</p>



<p>自他の境界があいまいになると、どこまでが自分の問題、課題、責任なのかがわかりません。そのため過度に共感しすぎて本来相手が対応するべき問題や負うべき責任までも引き受けてしまうということがあります。つまりはっきりと相手に「No」と言えないのは、「バウンダリーの機能不全」が大きな原因の1つなのです。</p>



<p>またバウンダリーの問題は「No」と言えないだけでなく、人や状況によっては「お節介」として表れてしまうこともあります。先の1）の例で挙げたいわゆる世話焼きな親は、子どもが忘れ物をして困ること、先生に怒られてしまうことに親自身が耐えられず、子どもがミスをしないようにコントロールすることで自分の不安に対処しているのです。このように自分の欲求充足や不安の回避のために相手や状況を動かす行為を、「バウンダリーオーバー」といいます。健全なバウンダリーをうまく形成できないことの大きな原因は、過去にこの「バウンダリーオーバー」をされ、自分の領域を尊重されなかった歴史による傷つきや、それによって起こる考え方の歪みによるとされています。</p>



<div style="height:48px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p>次回第2回は、「健全なバウンダリーが形成できない原因は？」についてお話ししたいと思います。（K）</p>



<div style="height:33px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="has-text-color has-link-color wp-elements-6750e203612084f382b2548bb79c6ae1" style="color:#79b530"><a href="https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp/blog/boundary2" title=""><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/27a1.png" alt="➡" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />　第2回「健全なバウンダリーが形成できない原因は？」はこちら</a></p>



<div style="height:100px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p></p>The post <a href="https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp/blog/boundary1">Blog: 「Noと言えないのはどうして？」</a> first appeared on <a href="https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp">汐入メンタルクリニック   カウンセリングルーム</a>.]]></content:encoded>
					
		
		
		<post-id xmlns="com-wordpress:feed-additions:1">2042</post-id>	</item>
		<item>
		<title>Blog:穂村弘『はじめての短歌』を読んで</title>
		<link>https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp/blog/blog-tanka?utm_source=rss&#038;utm_medium=rss&#038;utm_campaign=blog-tanka</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[汐入Co-room STAFF]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 31 Mar 2023 09:13:58 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[BLOG]]></category>
		<category><![CDATA[短歌]]></category>
		<category><![CDATA[種村弘]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp/?p=1717</guid>

					<description><![CDATA[<p>私は同じクリニックのリハビリテーション施 &#8230;</p>
The post <a href="https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp/blog/blog-tanka">Blog:穂村弘『はじめての短歌』を読んで</a> first appeared on <a href="https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp">汐入メンタルクリニック   カウンセリングルーム</a>.]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>私は同じクリニックのリハビリテーション施設で、メンバーの方と一緒に短歌や俳句を作っています。その経緯もあって、現代短歌の歌人である穂村弘さんの『はじめての短歌』を読み直しました。</p>



<p>短歌をあまり作ったことのない私でも、するする読め、また短歌の魅力も教えてもらえる本でした。もともとは、社会人の方向けに行われた短歌講座を書籍にしたもののようです。</p>



<p>穂村さんは本書の中で、短歌の言葉遣いがどのような効果が示されているかを丁寧に取り上げておられます。</p>



<p>この『はじめての短歌』の冒頭で、穂村さんは、短歌を作るうえで着目することとして、人の生活を二つに分けています。曰く「生きのびる」ことと、「生きる」こと。「生きのびる」ことは、人やものが社会の中でいかに役に立っていて、どんなに有用であるか、そういうことのようです。それが人にとって重要なことであることは、もちろん言うまでもありません。</p>



<p>しかし、生活のなかにはそれだけではない部分というものがある、と言うのです。何かの役に立ったり、お金が稼げたりすることではない部分。それを穂村さんは「生きる」という言葉で表しています。そしてその部分が短歌になる、ということのようです。</p>



<p>例えば、この本では盛田志保子さんの作った短歌が紹介されています。</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-style-default is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow">
<p style="font-size:18px">「雨だから迎えに来てって言ったのに傘も差さず裸足で来やがって」</p>
</blockquote>



<p>穂村さんは、この「来やがって」は怒っているのではなく感動している、と読み解いています。「雨だから迎えに来て」という言葉の中には、「傘を持ってきて」という期待が含まれていて、それを読み取って傘を持ってきてくれることが「有用」で「役に立つ」わけですね。しかし、迎えにきて、と言われて傘も差さずに裸足で迎えにきてしまっている誰かさんがいるわけです。この誰かさんの、役に立たないし、有能でもない、でも愛すべき「生きる」に感動している短歌だ、ということになります。</p>



<p>この生活の「生きる」部分は、またもう一つ「生きのびる」と異なるところがあるそうです。それは、「生きのびる」部分は交代することができる、ということです。例えば社会的な役割である「課長である」ことは、「課長代理」を立てることができます。「役に立つ」ことだから、同じくらい役に立つものがあれば、それで代理することができるわけですね。</p>



<p>しかし人間の生活には交代できないところもあって、例えば「夫である」ことや「家族である」ことは交代することができません。これが「生きる」。人は生活の「生きのびる」部分を必要としているけれど、それ以外の「生きる」部分もまた必要としている、と説明されています。</p>



<p>穂村さんが生活から取り出した短歌と関わる部分「生きる」は、ドゥルーズという哲学者が哲学史のなかから取り上げた、「此（これ）性」という考え方にとても近いのではないかな、と思います。</p>



<p>社会思想史を専門にされている澤野雅樹さんは、「此（これ）性」について本の中でこんな風に説明されています。</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-style-default is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow" style="font-size:12px">
<p style="font-size:18px">「お腹が空いたとき、私たちは自然に『好物』という食物における此性との出会いを求める。そして、私たちが大好物を口にして、『そう、これだよ、これ！』と言うとき、そのときこそ、まさしく『此性』を経験している。」</p>
<cite>澤野雅樹『ドゥルーズを活用する』p.20</cite></blockquote>



<p>単に空腹を満たす・栄養素を摂取するという目的に限れば、条件を満たすどんな食べ物であってもかまわないことになります。しかしどこかのところで、人は「これだよ、これ！」と感じるような体験を求めてもいる、と言えるのでしょうか。</p>



<p>穂村さんはこの本の中で書いておられたことは、この「これだよ、これ！」という感じをどうつかまえるか、ということなのかなと想像しました。</p>



<p>カウンセリングにいらっしゃる方々のお悩みは、もちろん「生きのびる」ことに強く関わっているものが多いと考えられますが、同時に「これだよ、これ！」という「生きる」手ごたえを確かめにいらしてもいるのかもしれないと感じています。（Ｔ）</p>The post <a href="https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp/blog/blog-tanka">Blog:穂村弘『はじめての短歌』を読んで</a> first appeared on <a href="https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp">汐入メンタルクリニック   カウンセリングルーム</a>.]]></content:encoded>
					
		
		
		<post-id xmlns="com-wordpress:feed-additions:1">1717</post-id>	</item>
		<item>
		<title>Blog:「カウンセリングと医療のどちらにかかったらいいですか？」</title>
		<link>https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp/blog/blog-medicaltreatment?utm_source=rss&#038;utm_medium=rss&#038;utm_campaign=blog-medicaltreatment</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[汐入Co-room STAFF]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 27 Sep 2022 00:25:14 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[BLOG]]></category>
		<category><![CDATA[カウンセリング]]></category>
		<category><![CDATA[医療]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp/?p=1598</guid>

					<description><![CDATA[<p>初回申込みのお電話をいただく際に、表題通 &#8230;</p>
The post <a href="https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp/blog/blog-medicaltreatment">Blog:「カウンセリングと医療のどちらにかかったらいいですか？」</a> first appeared on <a href="https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp">汐入メンタルクリニック   カウンセリングルーム</a>.]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>初回申込みのお電話をいただく際に、表題通りのご質問をよくいただきます。また、「精神科や心療内科にかかっているけれど、主治医の先生があまり話を聞いてくれない、だからカウンセリングを申し込みたい」というお話もよくうかがいます。医療機関の診察とカウンセリングの違いは、スタッフが話を聞いてくれる時間の長さだけでしょうか。</p>



<p>今回は「精神科や心療内科などの医療機関の診察」と「カウンセリング（以下心理療法含む）」の違いについてお話しさせていただきます。</p>



<p>まず精神科や心療内科での診察は、精神科医が行っています。精神科医はこころの病気（主に脳の不調）の診断と、薬物療法を中心に担当します。病気の悪化あるいは休養が必要な場合は、入院治療を提案します。また、治療に必要な生活指導やリハビリテーションの提案をすることもあります。なお症状の所見や治療内容、投薬内容などを記した診断書の発行は、医師にしか出来ません。</p>



<p>精神科医は来院された方のお話を丁寧に聞きますが、それは主に適切な診断と薬物療法が目的です。例えば困っている症状はどのようなものか、身体症状はないか。薬を飲んでみてどうだったか、副作用は気になるか…といったようにです。心理支援、つまりカウンセリングは医師が行う治療の中心ではないのです。心理支援が必要と思われる場合には、医師が直接行うのではなく、カウンセリングルームのような専門機関を紹介します。また医師による医療行為は保険適用となりますから、カウンセリングに比べれば金銭的な負担が少なく済みます。</p>



<p>一方カウンセリングは、臨床心理士や公認心理師が臨床心理学を基盤として行う心理支援の1つです。臨床心理士や公認心理師は診断や薬物療法を行うこと、診断書の発行は出来ませんが、カウンセリングや心理検査などの心理アセスメントを中心に行います。目的は病気の治療というより、それよりも扱う範囲が広く「こころの困りごと全般」の解決となります。もちろん病気からくる困りごともこの中に含まれます。こころの困りごとの解決には時間と来室回数が必要で、多くの方は毎週～月1回の頻度でカウンセリングを利用されています。こちらは保険適用となりませんから、医療に比べて高額となってしまいます。</p>



<p>それではカウンセリングと医療とでは、どちらにかかったらよいでしょうか。</p>



<p>この悩みを抱えている方はいずれも「こころの困りごと」を抱えていることで共通しているのですが、医療を第一選択とした方がいいというポイントを挙げていきます。まず1つ目は、「その困りごとに薬物療法を必要としているか」です。薬を飲むことに抵抗があるという方は当然いらっしゃいますが、薬が解決の一番の近道となる困りごとも一部あります。ポイントの2つ目は、「眠れているか・食べられているか・動けるか」です。身体の不調が深刻である場合は、緊急対応が可能な医療の方を選択してください。またこのこととも関連しますが、ポイントの3つ目は「ある程度の時間人と対話できるエネルギーがあるか」です。カウンセリングでの対話は、思いのほか疲れるものです。疲労が深刻な場合は、医療にかかることや休養を先にした方が良いでしょう。</p>



<p>どちらにかかるかを選びにくくしている一番の原因は、医療が扱うこころの病気と、カウンセリングで扱うこころの困りごととが、きれいに分けられないからであると考えられます。困りごとが原因で病気になりますし、病気になったことで困りごとが生じることもあるように、それぞれは影響しあっています。迷うのは当然ですね。</p>



<p>当室のカウンセリングでは、必要と思われる方にはご希望に応じて医療機関を紹介しています。カウンセリングと医療に並行してかかることも可能です（通院先はどこでも結構です）。なお、医療にかかっている方がカウンセリングを受ける際には、主治医にご相談の上、許可をいただく必要がございます。</p>



<p>何か気になることやご不明な点がございましたら、ぜひお問い合わせください。（K)</p>The post <a href="https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp/blog/blog-medicaltreatment">Blog:「カウンセリングと医療のどちらにかかったらいいですか？」</a> first appeared on <a href="https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp">汐入メンタルクリニック   カウンセリングルーム</a>.]]></content:encoded>
					
		
		
		<post-id xmlns="com-wordpress:feed-additions:1">1598</post-id>	</item>
		<item>
		<title>Blog: 怒りやイライラが我慢できない！</title>
		<link>https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp/blog/blog-anger?utm_source=rss&#038;utm_medium=rss&#038;utm_campaign=blog-anger</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[汐入Co-room STAFF]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 16 Apr 2022 11:47:59 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[BLOG]]></category>
		<category><![CDATA[イライラ]]></category>
		<category><![CDATA[怒り]]></category>
		<category><![CDATA[援助者グループ]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp/?p=1553</guid>

					<description><![CDATA[<p>2020年6月に道路交通法改正であおり運 &#8230;</p>
The post <a href="https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp/blog/blog-anger">Blog: 怒りやイライラが我慢できない！</a> first appeared on <a href="https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp">汐入メンタルクリニック   カウンセリングルーム</a>.]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p></p>



<p>2020年6月に道路交通法改正であおり運転が厳罰化され、もちろんドライブレコーダーの普及もありますが、テレビでは危険運転の映像も以前に比べて頻繁に見られるようになりました。また、今年に入ってからJＲ宇都宮線の電車内でたばこを吸っていたことを注意された男が、注意した男子高校生に殴る蹴るなどの暴行を加え重傷を負わせた事件があったことも、記憶に新しいと思います。</p>



<p>ここまでではないにしても、どうして人はカッとなるのでしょうか。怒ることをやめられないのでしょうか。</p>



<p>新型コロナウィルスが蔓延するようになってから2年が経ち、外出したり他者と交流したりする機会が激減し、ストレス発散がままならないといった環境ももちろんあると思います。電車内でマスクをしていない人を見かけては、路上喫煙の人の煙を吸い込んでは、イラっとすることが以前に比べて増え、自分自身なんだか余裕がないなあと感じる今日この頃です。</p>



<p>怒りは抑えるもの、我慢すべきものとする考えが、特に日本では強くあるようです。「怒りは敵と思え」、「堪忍五両、思案十両」という言葉のように、我慢が美徳であるかのように言われています。このような文化では怒りは良くないものとされ、抑圧され、なかったことのように扱われます。そして抑圧された怒りは、長期に渡ると高血圧、心疾患、うつ病、不眠など、心身の健康を害するようになりますから、我慢のし過ぎにも注意が必要です。</p>



<p>そうすると「怒りは我慢してはいけないの？わかった、もう今日からダンナに強く言う！」といった声も聞こえてきそうですね。ちょっと待ってください。</p>



<p>ここでは「怒りについて知り、上手に怒る方法」について少しだけお伝えできたらと思います。</p>



<p>怒りはとても大切な感情です。自分の身を守るために必要な機能ですから、なくしてしまうと大変なことになってしまいます。そもそも、消したりなくしたりすることなんてできません。怒りの上手なコントロールには、心理学的な知見が役に立つのです。</p>



<p>まず1つ大切なことを言うと、皆さんが感じている怒りには、もしかしたら皆さんも気づいていない別の感情が隠れているかもしれないということです。例えば彼氏からのLINEが1週間以上ない時、「彼が事故にでも遭ったのではないか」とか、「私と本当は別れたがっているのではないか」といった、不安な気持ちでいっぱいになることでしょう。そして彼からやっとLINEがあると、一転して「なんで連絡してこないのよ！」と怒り、攻撃の一色になってしまうのです。実は心理学の言葉だと怒りは「2次感情」と呼ばれるのですが、この例で言うと最初は不安や寂しさばかりだった感情が、突如として怒りに変わっていることで分かります。すなわち不快な感情が先にあり、それがコップにどんどん注がれ、あふれた瞬間に2次的に怒りに変わるのです。このようなコロナ禍で余裕がない時は、このコップの大きさだって小さくなってしまうことでしょう。</p>



<p>次に大切なことを言うと、人には「考え方のクセ」というものがあります。この例で言うと彼女は「愛しているならLINEは5分以内に返すべき」という考えがあるのかもしれません。こういった「べき思考」が裏切られた時、相手の言動が自分の期待や願望と違った時に怒りは強くなりがちです。当然人は皆価値観が違いますから、「べき」も人それぞれで異なります。彼氏は「忙しいのだからLINEの既読スルーは許されるべき」という「べき」があるかもしれません。このカップルはお互いの「べき」を話し合い、今後のLINEの返信ルールについて決めておく必要がありそうですね。</p>



<p>怒りをコントロールしたい時は、まず怒りの前におそらくある「本当の感情」に目を向けてみましょう。そして自分に強い「べき思考」などの考え方のクセがないか、相手との価値観の違いはどういったところにあるかについても見ていくこと、そしてその違いをすり合わせると良さそうです。</p>



<p>そして相手に怒りを伝える際には、自分を主語（Iメッセージといいます）にして、怒りではなく「本当の感情」の方を伝えてみましょう。「LINEの返信が来なかったから、私はすごく不安だったし、寂しかった」というようにです。怒らせているのは相手の言動ではなく、他でもない自分の「べき思考」なのです。怒っているからといって、自分の「べき」を押しつけたり、強い言い方で伝えてしまったりしないように気をつけましょう。</p>



<p>もちろん注意すべき怒りもあります。特に強い怒り・続いている怒り・何度も繰り返す怒り・人を傷つけたくなる怒りについては、専門家の手助けが必要です。いつでもご相談ください。（K）</p>The post <a href="https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp/blog/blog-anger">Blog: 怒りやイライラが我慢できない！</a> first appeared on <a href="https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp">汐入メンタルクリニック   カウンセリングルーム</a>.]]></content:encoded>
					
		
		
		<post-id xmlns="com-wordpress:feed-additions:1">1553</post-id>	</item>
		<item>
		<title>Blog:「カウンセリングでアドバイスはもらえますか？」</title>
		<link>https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp/blog/blog-advice?utm_source=rss&#038;utm_medium=rss&#038;utm_campaign=blog-advice</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[汐入Co-room STAFF]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 09 Nov 2021 03:38:15 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[BLOG]]></category>
		<category><![CDATA[アドバイス]]></category>
		<category><![CDATA[カウンセリング]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp/?p=1451</guid>

					<description><![CDATA[<p>表題通りの質問を受けることがよくあります &#8230;</p>
The post <a href="https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp/blog/blog-advice">Blog:「カウンセリングでアドバイスはもらえますか？」</a> first appeared on <a href="https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp">汐入メンタルクリニック   カウンセリングルーム</a>.]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>表題通りの質問を受けることがよくあります。確かにつらい、苦しい時には、藁にもすがるような気持ちになり、カウンセラーにアドバイスを求めることは当然のことだと思います。しかしセラピーや心理療法にあたるカウンセリングでは、多くのカウンセラーは具体的なアドバイスをほとんどしません。それはなぜなのでしょうか。</p>



<p>今回はカウンセラーがアドバイスをしない、いくつかの理由についてお話ししましょう。</p>



<p>アドバイスをしない大きな理由1つに、「カウンセラーは答えを知らない」ということがまず挙げられます。</p>



<p>これについてはがっかりする人が多いかもしれません。また、「心の専門家なのに答えを知らないなんて、おかしいじゃないか」という不満の声も聞こえてきそうですね。確かにカウンセラーは臨床心理学の専門家ではありますが、クライアントのことを一番理解しているのはクライアント自身、クライアントが一番の専門家であるという考えを持っています。そのためカウンセラーは、ひたすらお話を聞きます。とことん教えてもらいます。クライアントから教えてもらわないことには、全くわからないからなのです。</p>



<p>今「答え」と書いていてふと思ったのですが、そもそも答えとは何でしょうか？窮地を救う、一発逆転の、魔法のような万能の答えは存在するのでしょうか。それが存在するとして、伝えられたクライアントにとって実行可能なものでしょうか。</p>



<p>アドバイスをしない理由の2つ目に、「万人に万能な答えはない」が挙げられます。</p>



<p>例えば「夫が自分と子どもに暴言を吐く、暴力を振るう。どうしたらいいでしょうか」、あるいは「仕事がつらく、会社に行きたくない」といった相談があるとします。「つらいなら離婚すればいい、辞めたらいい」と答えることは簡単で、それは多くの人が納得するような正論かもしれません。ただクライアントがその選択を考えていないはずがなく、悩んでいるのはその選択が出来ない数えきれないくらいに多くの理由があるからです。大多数の人が納得する、解決する、正論のような答えがその人を救うとは限りません。カウンセリングは、目の前のクライアント個人のために高度にカスタマイズされた行為であり、クライアントの人生や考え方、価値観に沿うように、そしてクライアントが最終的に納得できる答えに到達できるようにサポートすることが一番の目的です。</p>



<p>アドバイスをしない最後の理由は、この「カウンセリングはあくまでもクライアントをサポートする行為だから」です。</p>



<p>安全で穏やかな環境でカウンセラーに傾聴、共感されながら、つらい気持ちを抱えられることにより、クライアントはこころの健康を取り戻し、本来の自分らしい自分になっていきます。自分らしい自分だけが、その時に自分らしい解決をすることができるのです。そこに導く、支えることがカウンセラーの役割だと考えています。クライアントに代わって考え、答えてしまうのは違います。</p>



<p>確かにカウンセラーが「こうしてみたら」と面接中に言うことはしばしばあります。それを実行してみたらうまくいった、ということももちろんあると思います。どこかの風邪薬で「すぐ効く、長く効く」というコピーがあったような気がしますが、ここでのアドバイスは「すぐ効く」に当たります。しかし「長く効く」とは限りません。こうしたやりとりは面接中に何度もあるかもしれませんが、これがカウンセリングの本質ではありません。</p>



<p>クライアントが自分のことを話し、カウンセラーが臨床心理学的な視点を持ちながら細かく聞く。そうした長い時間をかけて共同作業をし、ああでもない、こうでもない、やってみたらダメだった、じゃあ違うことをやってみようかと試行錯誤していく過程がカウンセリングです。最終的にクライアントが納得のいく選択をし、自分だけの答えを見つけられた時に本当の解決に至ることでしょう。そこで得られた答えは「長く効く」ものとなり、終結後も生涯にわたってクライアントを支えます。</p>



<p>このようにカウンセラーがアドバイスをしない理由を挙げてきましたが、もちろん何のアドバイスもしないといったことはありません。相談内容によっては弁護士や医療機関を適宜紹介することもありますし、必要に応じて情報提供もします。役に立ちそうな書籍を紹介することもあります。セラピーや心理療法ではない、専門家向けのコンサルテーションやガイダンス中心の相談ではもちろんアドバイスをします。</p>



<p>アドバイスが欲しい！と思う気持ちは当然のことです。何かをしてみたい、考えを広げたいという意欲がある証拠だからです。そしてアドバイスをくれないカウンセラーに不満や怒りが沸いてくることも、これまた当然のことと思います。もしカウンセリング中にこれらの気持ちが起こった時には、そのまま担当者に伝えましょう。話し合うことによって、もっと大切な「長く効く」考え方が得られるかもしれません。（K)</p>The post <a href="https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp/blog/blog-advice">Blog:「カウンセリングでアドバイスはもらえますか？」</a> first appeared on <a href="https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp">汐入メンタルクリニック   カウンセリングルーム</a>.]]></content:encoded>
					
		
		
		<post-id xmlns="com-wordpress:feed-additions:1">1451</post-id>	</item>
		<item>
		<title>Blog:イメージと箱庭</title>
		<link>https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp/blog/sandplaytherapy?utm_source=rss&#038;utm_medium=rss&#038;utm_campaign=sandplaytherapy</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[汐入Co-room STAFF]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 14 Jul 2021 00:43:47 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[BLOG]]></category>
		<category><![CDATA[カウンセリング]]></category>
		<category><![CDATA[心理療法]]></category>
		<category><![CDATA[箱庭]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp/?p=1394</guid>

					<description><![CDATA[<p>心理療法の技法のなかに、「箱庭療法」とい &#8230;</p>
The post <a href="https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp/blog/sandplaytherapy">Blog:イメージと箱庭</a> first appeared on <a href="https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp">汐入メンタルクリニック   カウンセリングルーム</a>.]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>心理療法の技法のなかに、「箱庭療法」というものがあります。砂の入った箱のうえに木や人間、動物のミニチュアを置き、箱庭を作りながら、セラピストと対話していくものです。日本では河合隼雄先生が広めたため、どこかでご覧になったことのある方もいらっしゃるかもしれません。<br>一方で、箱庭が心理療法のなかでいったいどんな役割を担っているのか、ということは十分に知られていないかもしれません。そこで今回は、私なりに箱庭療法の役割について考えてみたいと思います。<br><br><strong>心理療法と言葉</strong><br><br>心理療法やカウンセリングの場面では、主に使われる道具は「言葉」であると思います。自分の心をカウンセラーに伝える時、人は当然言葉を用いなくてはなりません。つまり言葉というものを仲立ちにして、思いを相手に理解してもらおうとしますし、カウンセラーは言葉を足掛かりに来談者さんの気持ちを受け取ろうとします。<br><br>しかし、心理療法の場面での言葉のはたらきはこのような「伝達」だけではありません。もう一つのはたらきとして、自分の心を自身で感じ取るための仲立ちの役割がありそうです。（このような自身で感じる心の手ごたえを、試みに平仮名で「こころ」と呼んでみましょう。）<br><br>自分の「こころ」というものは、自分のものだからわかりやすいようでいて、同時にとてもわかりにくいものだということも言えます。「こころ」は目に見えませんし、ふわふわ、もやもやしていて、はっきりとした形をもっていません。そこで言葉という形を与えることで初めて、手応えをもって扱うことができるということが多々あります。<br><br>みなさんのなかにも、人と話をされていて、気持ちを口に出して初めて自分の心のなかにそんな気持ちがあったのだと気づくという経験をされたかたがいらっしゃるのではないでしょうか。「こんなことがあって腹が立ったのよねえ、いや、悲しかったのかもしれない」と言葉にすることを通して、自分のなかに悲しみがあることに気づくこともある、というように。<br><br><strong>言葉とイメージ</strong><br><br>さて、言葉には、このような「こころ」の手ごたえを知るという働きがあるわけですが、「悲しい」「怒る」「不安」などの感情語だけで、自分の気持ちを確認することには限界があります。「悲しい」と一言で言っても、絶望的な悲しさもあれば、怒りを含んだ悲しみもあるでしょうし、拗ねている気持ちが混ざっているものもあります。感情の複雑さ、その細やかなニュアンスは、感情を説明する言葉だけで映し出すことは難しいのでしょう。<br><br>そこで人は「たとえ」を使って自分の気持ちを表そうとします。「疲れている」ことを「さんざん歩き古したぼろぼろの靴みたいな気分」とたとえたならば、単に疲れているというよりもその気分の細かい部分までが映し出されるように思われます。この「たとえ」はイメージにつながっていきます。イメージは、説明の言葉だけではつかめないニュアンスを、手応えをもって映し出すことを可能にします。<br><br>何よりも、芸術作品、小説や絵画、音楽などが人を感動させるのは、作品に含まれているさまざまなイメージが、多くの人の「こころ」を映し出すはたらきをもっているからではないでしょうか。たとえば小説のなかでは、ストーリーの展開だけではなく、風景の描写が登場人物のこころを映す鏡として描かれることもあります。バーネット『秘密の花園』という児童文学作品では、適切な養育をされず荒れ、病んでしまった主人公の心が、舞台となる荒れ地や荒れ果てた庭園に、そして庭園が再び美しさを取り戻していく過程が主人公の「こころ」の回復を表すように描かれています。イメージを作り出す働きは、「こころ」を映し出し、手応えのあるものにしてくれるのです。<br><br>しかしイメージはゼロから作り出すことの難しいものです。画家や小説家のような特殊な能力が必要で、自分ではとても出来ないと感じる方もいらっしゃるでしょう。<br><br>その際、箱庭がゼロからではなく、形のある人形などのものを使うこと、そして手で触れるものである、ということがイメージを呼び起こす手伝いをしてくれます。箱庭のなかに入っている砂の手触り、ひとつひとつの人形・ミニチュアの表情やポーズ、質感が、イメージを呼び起こし、またイメージの力が安全に働くことを助けてくれるのです。</p>



<p>また、箱庭を作るということに「ちょっと遊んでいるような」感じがあることも大事な要素と言えます。イメージの力はそのような守られた伸びやかさの中で働きやすいからです。守られた場でイメージと遊ぶことを通して、自分自身の「こころ」に触れ、自分の中にあるものを安全に表現することができるということが、箱庭療法の利点であり魅力でもあるといえます。<br><br>当カウンセリングルームにも箱庭があります。ご興味があれば是非お声をかけてみてください。(T)</p>The post <a href="https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp/blog/sandplaytherapy">Blog:イメージと箱庭</a> first appeared on <a href="https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp">汐入メンタルクリニック   カウンセリングルーム</a>.]]></content:encoded>
					
		
		
		<post-id xmlns="com-wordpress:feed-additions:1">1394</post-id>	</item>
		<item>
		<title>Blog:問題を「見える化」する心理アセスメント</title>
		<link>https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp/blog/blog-assessment?utm_source=rss&#038;utm_medium=rss&#038;utm_campaign=blog-assessment</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[汐入Co-room STAFF]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 21 May 2021 08:03:11 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[BLOG]]></category>
		<category><![CDATA[アセスメント]]></category>
		<category><![CDATA[心理検査]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp/?p=1371</guid>

					<description><![CDATA[<p>皆さん、自分のことをよく理解していますか &#8230;</p>
The post <a href="https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp/blog/blog-assessment">Blog:問題を「見える化」する心理アセスメント</a> first appeared on <a href="https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp">汐入メンタルクリニック   カウンセリングルーム</a>.]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>皆さん、自分のことをよく理解していますか？自分のことだから自分が一番、よーくわかっているという人もいらっしゃるかもしれません。でも多くの人は、自分が苦しいことや悩んだり困っているのはもちろん分かるけれども、何がどう辛いのか、何をどうしたら問題が改善されるのか分からないのではないでしょうか。例えば「急に身体が動かなくなって、学校や会社に行けなくなってしまった」、「どんな人と交際しても、いつも同じようなパターンのトラブルを起こしてしまう」、「人から指示や注意を受けても、なかなかその通りにできない」…といった悩みを抱えている人がいるとします。こうした問題の解決のためにはまず原因を明らかにするのですが、悩む人達の中には、原因を「自分が悪いからだ」とか「相手（環境）がいけないんだ」といったようにざっくりと考え、その結果自分や相手を責めてしまう人もいます。この場合、その人は落ち込みやイライラを強め、問題の解決になるどころか、より辛くなってしまいます。問題の原因を理解するということは、「誰それが悪いからだ」と悪者を探し出すことが目的ではありません。そして原因は1つだけではありません。<br>この悩みがくり返されるのは一体どういうわけなんだろうと、多方向から問題を見る視点をもって細やかに見ていく必要があります。</p>



<p>「心理アセスメント（心理査定ともいいます）」という言葉があります。<br>面接や観察、心理検査などの客観的な手法を用いて、その人に困りごとをもたらしている原因や問題点を明らかにして、その問題を解決するためにはどうしたらよいかをわかりやすい形で見える化する過程のことをいいます。もちろんカウンセリング内においてもアセスメントは常になされています。カウンセラーはクライアントさんのお話を聞きながら同時に問題をアセスメントし、こしらえた仮説を時にクライアントさんにお伝えします。カウンセリングではそれを双方が協働で検証し、違うようであれば別の仮説をお互いでこしらえ…といったことをくり返し、問題解決につなげていくものです。この過程は人それぞれで、問題によっては長くかかってしまう場合もあります。一方心理アセスメントの手法の1つである心理検査は、その人の人となりだったりその人の問題やその原因を、より単純化して見える化させたものです。検査を受検した時の体調や環境が結果に大きく影響してしまうところはデメリットですが、カウンセリングに比べると比較的短時間で結果が出て、問題とその対策がわかりやすい形で整理されている点では非常に便利であるといえます。</p>



<p>ではこうした心理アセスメントによって問題を明らかにしていくことが、どのように解決に役に立っていくのでしょうか。<br>例えば皆さんが太りすぎてしまった時には、自分の状態をどうやって把握しますか？体脂肪が測れる体重計に乗る人もいれば、血液検査結果の中性脂肪やコレステロールの数値を見る人もいるかもしれません。このように標準体重や平均の検査数値からどれだけ隔たっているのかを確認して、食事制限や運動を始めようとしますね。そして筋トレを効果的なものにするには、鏡の前で確認しながら自分のフォームを適宜修正しつつ行うこともあるでしょう。多くの方はこうやって減量を頑張っています。</p>



<p>心の中で起こっている問題も同様です。太っているという問題やその原因を体重計や血液検査、鏡が教えてくれるように、心の問題には心理アセスメントが役に立ちます。心理アセスメントの結果によって、問題の原因はこういうことだったのか！と自分を少し離れたところから客観的に見つめることが出来ます。そうすると問題と、それに巻き込まれて苦悩している自分とに少し距離が出来て、少し冷静に考えられて次の対処につなげることができるようになります。また「自分には悪いところしかない」と思い込んでいたのが、深く細やかな自己理解によって自己の解像度が上がり、良い／悪いだけではない様々な知らない側面があることに気づくこともできるでしょう。</p>



<p>自分のことであっても、いえ、自分のことだからこそ、心の中のありようは大変見えにくいものです。心の専門家に手伝ってもらいながら、カウンセリングや心理検査で知らなかった自分と出会ってみませんか？（K）</p>



<div style="height:30px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p>興味のある方はこちらもご覧ください</p>



<div class="wp-block-buttons is-layout-flex wp-block-buttons-is-layout-flex">
<div class="wp-block-button"><a class="wp-block-button__link has-background" href="https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp/assessment" style="background-color:#79b530">心理検査とは</a></div>
</div>



<p></p>The post <a href="https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp/blog/blog-assessment">Blog:問題を「見える化」する心理アセスメント</a> first appeared on <a href="https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp">汐入メンタルクリニック   カウンセリングルーム</a>.]]></content:encoded>
					
		
		
		<post-id xmlns="com-wordpress:feed-additions:1">1371</post-id>	</item>
		<item>
		<title>Blog:書籍「セルフケアの道具箱」のご紹介</title>
		<link>https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp/blog/blog-selfcare?utm_source=rss&#038;utm_medium=rss&#038;utm_campaign=blog-selfcare</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[汐入Co-room STAFF]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 27 Mar 2021 08:29:06 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[BLOG]]></category>
		<category><![CDATA[書籍]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp/?p=1333</guid>

					<description><![CDATA[<p>『セルフケアの道具箱－ストレスと上手につ &#8230;</p>
The post <a href="https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp/blog/blog-selfcare">Blog:書籍「セルフケアの道具箱」のご紹介</a> first appeared on <a href="https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp">汐入メンタルクリニック   カウンセリングルーム</a>.]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>『セルフケアの道具箱－ストレスと上手につきあう100のワーク』（伊藤絵美 著　　晶文社　2020）を読みましたのでご紹介させていただきます。　</p>



<div class="wp-block-columns is-layout-flex wp-container-core-columns-is-layout-9d6595d7 wp-block-columns-is-layout-flex">
<div class="wp-block-column is-layout-flow wp-block-column-is-layout-flow" style="flex-basis:100%">
<p class="has-text-align-right has-small-font-size">晶文社HPへ　→　<a href="https://www.shobunsha.co.jp/?p=5792">https://www.shobunsha.co.jp/?p=5792</a></p>
</div>
</div>



<blockquote class="wp-block-quote is-style-default is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow"><p>ストレスがたまって苦しい、人間関係で疲弊している、</p><p>先行きが不安で眠れない……。</p><p>こうしたメンタルの不調から回復する近道は、</p><p>自分で自分を上手にケアすること。</p></blockquote>



<p>本書カバーのそでには、上記のような一文があります。コロナ禍もあり、ストレスを感じない日は無い…という方も多いのではないでしょうか。また、こちらのページにお越し下さったという事は、何らかの心身の不調や変化を感じていらっしゃる、またはそれが続いているところなのではないかと思います。本書ではそういったストレスや心身の不調を抱えた方に向けた、セルフケアの方法が紹介されています。著者である伊藤先生はストレスマネジメント、認知行動療法、マインドフルネス、スキーマ療法などをご専門とされ、その理論や手法を基にこの本を書かれました。この本は一般書でありながら、専門的に効果を実証されたアプローチに根差したものと言えます。</p>



<p>ここまで読んで「難しい本か、読む気にならないよ」と思われた方、そんな事はありません。いま一度、先頭に載せた本書の表紙をご覧ください。この表紙から受ける柔らかなイメージは、この本そのものだと思います。<br>この本をお勧めする第1の理由が、この「見やすさ」です。ストレスを感じている時、本を手に取って読むことは気が進まない方も多いでしょう。私自身も疲れを感じる時は小さい文字や漢字で埋め尽くされた文章は読む気にならず、読んでもちっとも頭に入って来ません。その点、本書は文字は大きく、余白も十分にあります。だいたい見開きで1つのワークが提示され、イラストもあるので視覚的に捉えやすく理解しやすい内容です。脳が受ける負担も考えて構成されているのではないでしょうか。</p>



<p>お勧めする第2の理由は、「使いやすさ」です。本書は以下のような10章で構成され、1章ごとに10個の実践できるワークが紹介されています（10のワーク×10章で100個のワークというわけですね）。</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow"><p>第 1 章　 とりあえず、落ち着く</p><p>第 2 章　 誰かとつながる</p><p>第 3 章　 ストレッサーに気づいて書き出す</p><p>第 4 章 　ストレス反応に気づいて書き出す</p><p>第 5 章　 マインドフルネスを実践する</p><p>　　　　（身体、行動、五感を使って）</p><p>第 6 章　 マインドフルネスを実践する</p><p>　　　　（思考、イメージ、感情に気づいて手放す）</p><p>第 7 章　 小さなコーピングをたくさん見つけよう</p><p>第 8 章　 生きづらさの「根っこ」と「正体」を見てみよう</p><p>第 9 章　 「呪いのことば」から「希望のことば」へ</p><p>第10章　「内なるチャイルド」を守り、癒す</p></blockquote>



<p>ここには載せませんが実際の目次には1つ1つのワークの見出しも載せられているので、自分の気になったところ、やれそうなところ、必要性を感じているところ、何でも良いので好きなところから始める事が出来ます。合わないな、と思ったら別のワークへ移るのもよいでしょう。もちろん「一から順にやりたい」という方はそうされるのが良いと思います。どのワークも手軽で、かつ有効性が見込めるものばかりです。いつでも、どんなやり方でも自分に合ったものを取り出せる、まさしく「道具箱」なのです。また、「ストレス心理学」「認知行動療法」「スキーマ療法」などの用語についても解りやすい解説がされていますので、知らない用語があってもスッと読み進められると思います。</p>



<p>ちなみに私がよくやっているコーピング（対処法）は、落ち着かない時は呼吸法、悲しみや淋しさがある時はフワフワした柔らかい質感の物に触れる、イライラした時は野菜をひたすらみじん切りにする、嫌な事があった時は誰も居ないところで呟いてそのことばが風に乗って飛ばされていくイメージを持つ、自分が酷くダメなように思えた時は手の平を身体のどこかにあててその温かさが自分の中に広がっていくのを感じる…などです。</p>



<p>　ストレス発散の仕方が解らない、気持ちの切り替えが上手く行かないという方、ぜひこの本を手に取り、参考になさってみて下さい。合うものも合わないものもあるでしょうから、まずはお試しのつもりで取り組んでみてはいかがでしょうか。ただし、身に付けるにはくり返しが必要です。自分の対処法を増やしたいと思うのなら、暫くの間くり返しくり返し取り組んでみて下さいね。<br>中には今まで自分が無意識にやっていたものが見つかる方もいるかもしれません。その場合は、これからはぜひ意識的に取り組んでみて下さい。「意識する」「自覚する」というのはとても大切で、自分を確かにしてくれます。今回のストレス対処に関して言えば、「ほんの少しでも自分なりに対処出来ている」という感覚に繋がると思うのです。</p>



<p>ストレス対処の一つ一つはささやかなアクションに過ぎず、問題の根本的解決にはならない、その場しのぎのように感じられるかもしれません。けれど、この「しのげる」という事だけでも大きな意味を持つと私は思っています。どうにもならない問題や自分自身を抱えながら、それでも生きていかなければならない。その中でほんの少しでも自分が自分のためにしてあげられる事がある、どんな状況でも自分自身を大切にすることも出来るのだと感じられる瞬間は、小さくとも大きな糧になると思うからです。</p>



<p>「セルフケア」は自分で自分を楽にする方法です。けれど本書にも書かれている事ですが、「なんでもかんでも一人で解決できるようになる事」を目指すものではありません。『自立とは依存先を増やすこと』という熊谷晋一郎氏のことばは本書でも引用されていますが、私も好きなことばの一つです。人を頼れる、何かに身をゆだねることができる、というのも大事なセルフケアの一つですね。「それでいいんだ」と思えることもセルフケアの一つだと思います。</p>



<p>自分で自分をケアするためのワーク、ぜひ手に取り1つ2つとワークを実践してみて欲しいと思います。自分を大切にする一歩として。（N）</p>



<div style="height:100px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>The post <a href="https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp/blog/blog-selfcare">Blog:書籍「セルフケアの道具箱」のご紹介</a> first appeared on <a href="https://shioiri-mentalclinic.jp/counselingroom/wp">汐入メンタルクリニック   カウンセリングルーム</a>.]]></content:encoded>
					
		
		
		<post-id xmlns="com-wordpress:feed-additions:1">1333</post-id>	</item>
	</channel>
</rss>
